3.0T(テスラ)MRI

概要

MRI(磁気共鳴画像装置)は、磁力を利用して体の断面を撮影する装置です。
特に脳・脊椎・関節・子宮・前立腺などの疾患の検査で威力を発揮します。

特徴

テスラは磁石の強さを表す単位。3.0 T MRIの磁力の強さは一般的なMRIの2です。従来よりも詳細な画像を撮影できて、より正確な診断ができます。これまで検出できなかった病変部も見つけることができます。
造影剤を用いないため、腎不全の人も検査できます。また、放射線を浴びる心配もありません。
ただし、心臓ペースメーカーを装着している人や、体に金属が入っている人などは利用できません

対象疾患

頭部・脊髄(脳梗塞・脳出血・脳動脈瘤・脳腫瘍など)
脊椎・関節(軟骨や椎間板も撮影可能)
耳鼻科領域
胸部(肺ガン・肺炎・縦隔腫瘍など)
消化管領域
肝臓・胆嚢・膵臓・腎
子宮・卵巣
乳腺(乳がんなど)
膀胱・前立腺(前立腺がんなど)
その他